もりいくすおのヤングレポート

いちびょういっしょう

2020 年 6 月 22 日

いま、外見で判断することを考えなおそうと(そうか?)ルッキズムという考え方で、大島慶子なんかはルッキングッドな猫娘の出てる「ゲゲゲの鬼太郎」にギャラクシー賞とは片腹痛いと言ってる。
27年前に、駆け出しのあたしは、ソレやジェンダーについて気づいて、漫画に出てくるヒロインの造形を可愛くしなかった。
しかし後になって、適材適所のキャラデザインは、作家の責任だと、確信するにいたる。
美形を置いておくほうが効果的な演出にあらがっても、得が無い。

男らしいくすお(faceappより)

●話は逸れますけど…
人種や世代を超えてエンターテインメントが楽しめたら豊かかもしれないが、ロンドンで中東の役者さんのジャンバルジャンを観たり、老齢の歌舞伎役者さんを「お初は19歳なんだ!」と自分に言い聞かせながら目をぼやかして観劇するのは骨が折れる。

とはいえ、現実の生活では、見かけに関係なく、人間とは楽しく接したいものです。
そういうことにこだわらなかった千尋が、苦団子を貰ったことを私たちは忘れない。


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