もりいくすおのヤングレポート

ひとあたり

2020 年 5 月 31 日

愛媛の山奥でぽつんと一軒家に住む男性がテレビでレポートされてたが、彼が言う
「東京で挨拶とかします?となりに誰が住んでるのかもわからないし。こっちではすぐ”こんにちわ”ですよ」
的なことを聴いて思わずわたし「全然、挨拶するけど」とテレビに向かって独り言。

うらやましい山生活。

●この人は会社社長で社員さんにも奥さんにも恵まれ、ほんとはたいへん愉快な人なのだ。
しかし放送されてた彼の、取材班とのファーストインプレッションは印象の良い感じではなかった。
面倒くさいのもあるだろうし警戒も緊張もあるだろうが、なめられまいとしてるような態度が、人を喰ったようで、まるで「変人」に見えた。コレたぶん誤解。
東京を冷たがる人って、その人が東京に冷たい態度をとってるなんてことも、原因のひとつとしてあるのかもね、と思った日曜の夜。

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どーはいのみ

2020 年 5 月 30 日

デザイン学校の同級生、10年ぶりぐらいのF氏と、お仕事の打ち合わせ。
久しぶりに飲食店に出かけたが、土曜日の昼もガラガラのガスト。
そのあと事務所に戻ってたっぷり、ふたりとも大好きなももクロの映像を見ながら酒盛り。
「オレ、この曲までだな。あまりにもチケットが取れないんで、ひめキュンに行っちゃったんだ」

西武ドームのBlu-rayこわれた!

●夜は、もりいくすおが嬉々としてフェチの世界に没頭してた時に連載させてくださってた「あちゃら」誌のリモート同窓会。
とにかく。
もりいくすおの晩年は、YouTubeの導入でとりあえず満場一致。

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へんたい

2020 年 5 月 29 日

医療従事者への敬意と感謝の意をこめて、東京上空でプルーインパルスによる編隊飛行が昼にありました。
をぉ!と、ベランダに出ると足場と安全ネット。
ばかやろーっどかせコレ!
室外機下で寝てたハトがバタバタバタ!でかいハエが屋内へブーン!

ネット越しのヘンタイ。

●2周目、東京タワー越しに、かっこいいの録ろうと思ってせっかく屋上に出たが、江東区上空を飛んでるのを勘違いして、それ見て「2周目は遠いな」つって事務所に戻ったとたん上空をビュワーーン!
ま、そういう人生なんだな。

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さあさおたちあい

2020 年 5 月 28 日

昔から見世物という、珍奇な人間や動物を小屋で見せる興行が世界中(要確認)にあって、それを近年は小屋をハウスと呼び、テレビメディアがバトンを受け取って伝統を受け継いでいます。(なんつって)

親の因果が子に報い、可哀想なのはこの子でござい

●「あの」テラハの作家さんは「愛の貧乏脱出大作戦」も、やってた人だと今日知って、ヒザを叩いた。不器用な人間があがくブザマを、好奇の目にさらすのが信条なのだ。そういうお仕事なのだ。
だから、彼にオファーした興行師も、完全な確信犯といえる。

檜舞台の道化をヤジる、本能的に残忍なわれわれ観客たちもまた、大昔からあたりまえに存在する。
これはもう、連綿と受け継がれて、無くなることはないと思います。
とはいえ、同じ被虐的な立場でも現代なら、人身売買等でやりとりされた見世物小屋の怪力男やヒゲ娘とは違い「出演しない」選択肢もある。誹謗中傷者を訴える自由もある。
いろいろ忘れてしまうのは、いろいろ迂闊。
「見られる」側は覚悟と慎重さが要るのだ。

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ゆりいか

2020 年 5 月 27 日

金沢で空きビルをリノベイトして、娯楽の殿堂にする計画を始めた、後輩とその友人のライブ動画見てたら、クラウドファンディングやら借金して、面倒くさい書類を処理してる、彼女たちの姿に触発されたのか、(あるいは今朝部屋をかたづけたのが風水的に良かったのか)、この未曾有の不景気に
「どうしたものかなぁ」
と、手をこまねいていたのが
「さて、どうしてやろうか!」
という戦闘モードに変わった。

時間外手数料って高かったのね!

●つまり、これまで失ったものに未練がましいと「悪くなった」と思いがちだが、いまあるこの、あれこれでスタートするデビュー戦だと感じると、とたんに初々しく、懐かしく、晴れがましい心持ちになりました。
良い時とそうでもない時を一連の流れと捉えるのではなく、毎日を初陣と考える。
「守り」の気持ちが無くなってまいりましたっ。
ありがとうHよ!

なんか、安心しちゃったら、眠たくなっちゃったなあ!<あ、これでサボるからダメなんですね。

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ころなだんしゃり

2020 年 5 月 26 日

昨日、緊急事態宣言が解除されましたが、外壁工事中の当事務所のビルは、窓ごしに見える足場の筋交いが、あたかも閉門中の武士みたいな心持ちにさせまして、くすおはまだまだ自粛ムード。

テープ本体は可燃ごみ。

●そんな折、どういうキッカケで始めたのかを、まるで思い出せないのだが、いそいそとビデオテープのコロナ断捨離に、昨日&今日といそしみました。
テープの内容を一応確認して、ブルーレイレコーダに移したりするから、なかなかハカドらない。それでも30本弱、無事廃棄。
あきれるような、いかがわしいビデオのダビング中は、なかなかの覚醒作用がありまして、意外にも深夜の作業中BGVとしては、悪くありませんでした。

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あしばとび

2020 年 5 月 25 日

事務所の入ってるビルが外壁工事するってんで、朝も早うから足場を組み立て工事。
なにがうるさいって、ビルに足場を支えるアンカーを打つための穴をドリルで開けるんだけど、その音と振動が「グィィィィン!!!!!!」って壁を伝わって、いやもううるさいのなんの。
最初の一発であたしベランダから顔を出して、しばらくジッと作業を見てたが、「それ何個打つの!?」「いま一個穴をまちがえたでしょ」などと、職人さんや、通りの向こうの監督に大声で声をかけた(あくまで陽気な態度で)

ドリルすんのかーい!

●この大胆な行動は、徹夜明けで祝杯をあげてたもんでいい感じに酔っぱらってて、現場で一番こわい足場鳶さんにでっかい声を出せたんですね〜。ヒ~ッ 。
まぁこれで、くちうるさい奴が住んでると認識いただけたことでしょう。
そのあと、ドリル音もおかまいなく、グースカ眠っちゃいました(都会の酔っぱらいは強い)

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ひぼーちゅーしょー

2020 年 5 月 24 日

人って、自分は正しいと思ってフワッと意見しちゃう。
で、顔が見えないってことで口汚くののしれば自分が刺激されてアドレナリン出て興奮しちゃう。
生理的な問題だからコントロール難しい。

で、メディアに出てる人、あるいは成功者やインフルエンサーなんか、そうした誹謗中傷が原因で「どうなっても構わない」と、思ってるのも民衆の悪いクセ。
他者を引きずりおろす時、シャーデンフロイデ効果でドーパミンが出てまた興奮しちゃうから。

銘菓「吉良の赤馬」(愛知)

吉良上野介さんは、殺されてもなお、世間から「ざまあみろ」的な扱いでございました。
現代に至る吉良上野介の「スルースキル」は、見習おうっと。
ネットの世界は非武装地域のスラム街(©与沢翼)。わざわざ見に行かないのが寛容。

…でも危険地帯にあえて足を踏み入れるのも、アドレナリン出ちゃうんだよねぇ…。
ニンゲンって一筋縄では行きませんわい。

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まいどっぐ

2020 年 5 月 23 日

最近かたっぱしからFacebookの友達リクエストを受けてるが、AV男優やってるデザイン学校の先輩と繋がってる香港人(つながってはいるけど先輩とはお互いに面識も連絡も無いらしい)のリクエストを受けたら、さっそく「あなたもAV男優か?」とメッセージが来た。
ロジスティックカンパニーに務める、大埔区の中年男性・チュンさんは離婚歴があり、いま同世代のゲイ友だちを探しているようだ。

左上「My dog

●積極的だし英語も堪能だが、コミュニケーションのいろはがもうひとつ。
相手をしてたら彼は調子に乗って、先輩のお仕事中の無修正画像を送ってきたから、軽く諌めると、飼い犬の写真でとりつくろってきた。

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つづけること

2020 年 5 月 22 日

次世代のイラストレーターへ伝言。
こうしたら成功する。こうするのはよくない、という方程式が、この世界には無い。
ひとつ言えるのは、たくさん仕事をすることが、汚点を小さくしてくれるということ。これは事実じゃないかな。
続ける事こそが、大切です!

今日イチあきれた!

●いやもうね、忠臣蔵ブログのほうに書いたんだけど、昔の「演●界増刊 忠臣蔵」に、忠臣蔵のイラストマップが載ってるのだけど、浅学なあたしが観ても(否、あたしが見たからそうなのか?あたしが間違ってるのかも?)てんで地図の機能を果たさない、いい加減な内容で、驚いたのが、コレ描いた人の名で検索したら、いまはその道で有名な『絵地図の第一人者』と称される先生で、日本地図学会 評議員までやってる!
心拍数バク上げ。人生って、取り返すことが出来るんだ!<皮肉じゃなく!

あと、こうも言える。絵なんか、誰も真剣に見ちゃいない!
エ〜〜〜ン!!!!!