すけっと
<後日記録ス>
「明日取りに来るんですよね!?」
ユカデザインののじのじと、ユカさんが見かねて助っ人に来てくれました。
聴けばこのときユカさんは夜逃げや遺品処理の業者さんのフェーズで、言いたいことがあっても黙ってあたしが渡すものをどんどん箱に詰めてくれたと言います…
詰めてもらったその中に「鍵」があったことに気づいたのはユカさんが帰ったあと、ジュースを買いにに出ようとしたときでした。
「箱根行ってなかったら
終わってましたよコレ」
●「大量の箱のどれか、ゴミ袋のどこかの中にある。しかしそれはどれ!?」
疲弊と絶望。
なんとか心当たりの箱3箱を開けたところで発見!
よく、気を失わなかったと思う。
ありがたや(すまん!)
げぼはきそう…
すまん!感謝!
●ソファと電子レンジをもらってくれるという後輩Hの根城までレンタカーで輸送。
箱根まで。
運び込みを手伝うだけのつもりで箱根からやってきたHは、まるで荷物がまとまっていない惨状を見かねて、箱根にいったん輸送のあと一緒にもう一度東京に戻ってくれて終電まで荷詰め(できるところまで)を手伝ってくれた。
すまん!
そのあとHはドミトリーに泊まって早朝に箱根に出勤。
ほんとにすまん!
7がつ29にち
<後日記録ス>
このころは箱詰めの最中に珍しいものなどが出てきたのをFacebookにアップするなど呑気だった。
正体不明の器具。
●それでもこっちの日記をアップしていなかったのは、いっぽうで焦りがあったからなんだろうが、とにかくまったく要領を得ず、作業が遅かった。
本格的な焦りや限界はこのあと、部屋のチェックの前日あたりで味わうことになる。
ありがたや(すすまん!)
見た目は大したことないように感じるし、動くとドンドン進むのだが、進んでも進んでも想像を絶する終わらなさ!
詰めても詰めても終わらない!箱もたりない!?
これか!引っ越し準備の無限地獄!
引越屋さんが来た時点でハコヅメが終わってなかったらなかったらどうなるんだろう!?
あ〜〜〜おわんない!
●画像はAKB48とHALCALIのサインと喰始先生筆のもりい像。
こういうのが出てくるからいちいち手が止まるんだよな!
もっと面白くないモノをためこむんだったな!
…ていう、しあわせ。
「ヘビーローテーション」も「ギリギリ・サーフライダー」も「ゲバゲバ90分のテーマ」も高まる懐メロ!
ありがたや(じもと)
今日はジモティーで失敗した〜!
いや売りたいものはちゃんと売れたんですが、まったく同時に「ほしい!」って言ったふたりの、選ばなかったほうのヒトが納得してくれなくてそれがお気の毒で・・・
たくさん謝って、最後お返事が来なくなって現在に至るんですが、いやほんと申し訳なかった…
いっぽうでシューズボックス500円で買ってくれたおねえさんめちゃくちゃキレイで良い人だったし、今日のブックオフも500円強になったし、帰りに気分良くなっておだんごとプリンを買いました💕
おあつうございます。
●ごみ集積所にモロ出しで捨てるのがはばかられる、世紀末にフェチ研究してた頃のエロ本資料はタイトルが見えないように紙にくるんで結いてゴミの日まで待機してましたが、今日とつぜんイラストレーター友達が「そっち」系の企画をやるって話をしてきたので「良い資料あるよ!」とサルベージ。
捨てる神と拾う神でにぎやかでございます。
ありがたや(せけん)
わりと美本が発掘されたので、近所のブックオフにモー娘。とパフィーの本を持っていったら2冊で55円!
ぎゃふーん!
んまぁねえ、古新聞と一緒に出すよりゃあウンとマシですけど…。
この店、洋書も扱ってるんで「エキゾチックマガジン」3冊セットも持っていったらこっちは1,000円の値がついた!
「(外国人客の多い)うちだから出せた値段ですねえ」
とスタッフさん言ってくれましたが、帰社して調べてみるとけっこう高値の絶版本でした。
ビザールファッション系。
●でねーっ某大学のサークルでテレビが盗難にあったというツイートがあったので、一面識もないのだけれどためしにお声をかけたら、うちのテレビを貰ってくださるとのこと!
テレビ受像機はみんな使わなくなっちゃったから行き場がなくって困っておりました!
そしたらね!冷蔵庫も貰ってもらえそうで、家具が喜んでおります!
雑誌の整理中に昔の自分の作品に触れて、今の自分はなんだか丸くなっちゃった?もっとトンガッていこうかなぁ…と思ってたところだったんですが、みなさんが優しすぎてくじける。
ありがたや(こども)
大きいとみっともないかなと思って、いつもシャツのエリに挟んでるタオルを小さめにしたら、今度は落っこちやしないかばかり気になって、ちゃんとエリにかかってるか地下鉄構内で立ち止まり確認しようとしたら「あれ?無い??」
手探り(うしろなんで見えない)で片腕は首の方から、もう片腕は腰からシャツに入れてギクシャク背中をまさぐったら、いったんあたしの前を通り過ぎた学童女子が戻ってきて、タオルが地べたに落ちてることを教えてくれた。
やさしい〜っ!
心からの「ありがとう!」言わせてもらいました。たぶん赤面。
他人の難儀を見捨てない温かい街・東京!猛暑日!
くだんのタオル。
●雑誌の整理中に昔の自分の作品に触れて、今の自分はなんだか丸くなっちゃった?もっとトンガッていこうかなぁ…と思ってたところだったんですが、みなさんが優しすぎてくじける。
ありがたや(なかま)
ローテーブルを引き取ってくれるために元スタッフたまいがご夫婦で来訪。
今回の片付けで発掘した、預かってた書籍や昔の作品もご返却。
かつて臨月まで手伝ってくれて退社からもう10年なんですねえ。
またクルマ欲しくなってきた!
●夕方は母校の図書室が本をたくさん貰ってくださった。
学生さん気に入ってくれるといいな。
雑誌の整理中に昔の自分の作品に触れて、今の自分はなんだか丸くなっちゃった?もっとトンガッていこうかなぁ…と思ってたところだったんですが、みなさんが優しすぎてくじける。
しょうわいさん
断捨離中に
「ああこれは捨てられないな」
という”エロ本”が4冊出てきた。
上野駅前にかつてあった聚楽台の入ってたビル(現UENO3153ビル)の一階。すたれたお土産屋さん(上野のれん街)の半分ほどが店を畳んでしまってポカンと空いた一角が一時期、古書バーゲンスペースになってて、そこで発見し、平成時代にすでに「珍品」だったので入手したもの。
この書籍には「いかがわしさ」「はしたなさ」「おげれつさ」はあるが、所謂「抜きどころ」が見当たらない。しかし味わいだけはすごい!
自販機から出たたぐいかな?
●どれもタイトルが良くて。
なかでも泣かせるのが
「すけ番・手打ち式」…!く〜!
「エーイッ!くたばれーッ!」
「ねえ、ヨーコわたしたち、もう番長、止めにしないこと?」
こうしたテキストを読むのと写真とをメディアミックスして初めて「抜きどころ」となるわけか…(なのか?)
編集後記までご丁寧に、ある!
「今回は社会問題化しているスケバンをとりあげてみた(云々)」
クオリティはともかく編集者としての矜持を感じる。
昭和って雑なのか丁寧なのかわかりませんなっ
ごちゃごちゃぴちぴち
作業場から持ち出すアレコレの行き先のひとつにトランクルームがあるのだが、5年以上ぶりくらいに出かけて扉を開けて、モノ(主に書籍)を運び込むにはいろいろ捨てなきゃなあと見回してみたらコロナ前と、コロナ後&引っ越しの時差で自分の中の「断捨離感」が全然変わっていて、「いつかなにかの役に立つかも」と所蔵してあった書籍や雑誌がほぼ「ぜんぶいらないっ!」というモードになっていた私。
いろいろ運んじゃおーっと!
●言うまでもなくインターネットのお陰で雑誌を資料として使わなくなったのはあるが、こうした決断力のあとおしには、ライフワークが「忠臣蔵」にしぼれたおかげがあるのではと思う。
いっぽう寂しい理由としては、いろんな注文に対応できるように考えた上での蔵書が、それが役に立つほどのフィールドが昔ほど無くなったということも言える。