もりいくすおのヤングレポート

なんいど

2022 年 1 月 11 日

「これを描いてください」というオーダーには、難しいものがある。
たとえば、私が「サイコロを知らない世界の人間」だとして、「これの立体図を描いてください」つって、サイコロの1の目の正面写真だけ送ってくるお客さまがいらっしゃるとする。
見えていない面は、私にはわからない。問い合わせると…
「見えないところは凝らなくて良いです。なあに、ほかの面はただ1以外の丸が並んでるだけですよ」
知ってる人が知らない人に物を伝えるというのは難しくて、「1以外の丸は黒」とか「2以降の黒丸の配列には特徴がある」とか「反対の面には足すと7になる数字が来る」とか、情報としてこっちに伝えない。
これは不親切なのではなく、あくまで「知ってる人が知らない人に物を伝える」ことの難しさなのだ。

がんばってます。

●ここに、「こういう人のタッチで」という、個人的にはサイコロの絵に似つかわしいとは思えない、どこかの誰かの作品とかを添えられると、難易度が倍増する。
お客さまのご所望を洞察する能力はだいぶ、長けてきた自信はあるのだが、いまだに、知らないものを描くのは難しい。
もっとしつこく取材すべきだったか??なう。

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えあどろ

2022 年 1 月 10 日

自分のMacやiPhoneやiPadと、しょっちゅうデータのやり取りをしてるが、飛ばす先の選択肢に、上の階に越してきた人のiPhoneが表示される。
「あっこれって郵便受けに貼ってあった名字だ!」
間違ってヘンなデータを飛ばさないようにしなくちゃ。
ていうか、上の人が上でエアドロやっても、あたしの顔写真入りの下の画像みたいのが表示されるってことだんなあ。

くすおくすおって…。

●大家さんが「不動産屋さん」って言ってたけど、毎日深夜の3時とかに帰ってくる不動産屋さんなんてある?
正直に言うと契約してもらえない、ご職業の人なのかもですな。

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きせき

2022 年 1 月 9 日

こないだ、拙宅までいらしてインタビューに応じてくださった、けらえいこ先生が、吉岡里帆さんのFMラジオにゲストで出るっていうんで、そこで語られたことと、録画の編集内容がかぶらないようにと熱中して耳を傾けていたら、ピエンロー鍋もどき(白菜やシイタケを使わず、キャベツと豚肉をシンプルに、ほぼごま油と塩だけで味付けした鍋)の残り汁で火にかけていたおじやを、うっかり焦がしてしまった。
…ところが!

玉ねぎの薄皮を煮込んで掃除。

●自分で作ったおじや史上、もっとも美味い出来栄えに!
「あれ?お味噌入れたっけ??」
お焦げの香ばしい苦味が、最高の調味料となったのであります!
ワクワクして、けらさんインタビューの編集に取り掛かる、ぼく。
今日も夜なべだね。

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ごきおく

2022 年 1 月 8 日

大晦日に、「三谷幸喜の”竜馬におまかせ!”の勝海舟は阿南健治で…」と話していたら山三さんに「勝海舟は内藤剛志のはずですよ」と、教えてもらった。
なんで誤記憶したのだろうと思ったら、放送当時「TVガイド」の仕事で放送開始前に、シナリオを読まされて、勝手に配役して想像してしまった結果らしい。
勝手な想像が記憶に残るものだろうかと思ったら、今日見た岡田斗司夫のYou Tubeで
「記憶というのは現実そのものではなくて、脳内で整理されて、パッケージとして保存される。その後、短期記憶から長期記憶に移行する際、そのままではデータ量が多すぎるので間引く。そのときにデータを「再構成」して覚える。それを思い出すたびに微妙に壊れる。そのたびに再構成するので、なかったこともあったかのように思い出しちゃう」と、概ねそう言ってて、腑に落ちた。

竜馬におまかせ!1996年作品。

●この話は、千と千尋のカットされたシーン(本当なそんなモノ無いのに)の都市伝説の解説にあったのだが、昨日放送されてた「千と千尋」には、いろいろ裏テーマ、裏設定があるんですなあ!
「女好きのヲタ」としか捉えていなかった御仁だが、その研究熱心さに感心いたしまして、ちょっと、真面目に耳を傾けようと思った。

りたいあ

2022 年 1 月 7 日

以前に、ちょいちょいでかけた(スタッフさんのいた頃はルーティーンでランチなど)魚屋さんが店じまいするというんで、ショックだったが(そういえば、この作業場アパートの前の隣人が務めていた。)、さっきお買い物にでかけたら商店街の古い洋品店も閉店セールをしていた。
麻布十番は古い街だが、ご多分にもれず、老人の経営する商店街のお店さんは軒並み苦戦を強いられて、ひとつ、またひとつと店じまい。
他府県と違うのは、場所が場所だけに、新しい店が跡にすぐ入ることですが、実はこれも長続きしないパターンが少なくない。

生き残るコツは変化だそうで。

●「スーパーの目の前のやおやさんも、おばあさんの文房具屋さんも、おじいさんの靴屋さん2件もキビシイかな…」などと思いながらトボトボ帰ってきたら、作業場の隣のビルのカフェが店じまいの貼り紙。
10年くらい前に、昭和の個人商店からカフェのビルに改築して、居抜きで3店は変わっている。

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たからづか

2022 年 1 月 6 日

宝塚100周年記念作品(なのか?)、花組による、「忠臣蔵ファンタジー  元禄バロックロック」鑑賞。
初雪で天候最悪の中、新しくなった東京宝塚劇場に初めておでかけ。
ヅカファンの後輩N(ほんとは月組びいき)による差配で、鑑賞することが出来ましたが、もぉ〜去年の春頃から「チケット取れるかな!?」などと色めきだっておりました。
赤穂事件素材をいろいろ使ってノンケの人も飽きさせない、楽しいエンターテインメントに仕上げていた。
すごく楽しいひと時でした〜。

ひさしぶりの宝塚、感動。

●夜の部で時間も遅かったが、雪もすっかり上がっていたし、お礼も兼ねてNさんを適当な飲み屋にいざなったが、ガード下の屋台系の、壁も無く軒を並べてる店の焼き鳥屋に入ったが、隣の豚肉屋が店員も客もおらず、その代わり、行き交うネズミの量がすごくて、なかなかおぞましかった。
調味料棚でじゃれ合っているのさえ、いた。
コロナウイルスよりもサルモネラ菌が心配な夜でした。

<加筆>
次の日、公式ラインにて、宝塚花組の公演関係者からコロナ感染者が見つかり、数日間の公演中止が発表されたそうです。
この日、行けてよかったぁぁぁ〜〜〜
😅

うせもの

2022 年 1 月 5 日

以前に買った、豆本みたいな「落語忠臣蔵」という古本が紛失したことに気づいて数年経つ。
神保町でけっこう高くて、値切って買ったものだ。どう探しても出てこない。
上っ面を探すだけじゃなく、今日は思い立って、置いていたはずの本棚の本を全部外へひっぱり出した。
が、やっぱり出なかった。
おかげで、お掃除が出来てよかったが。

布袋様らしい。「吉」

●ああ、そういえば、元日に近所の神社に初詣にでかけたときにおみくじ引いたんだった。
「失せ物:下から出る」
やっぱ、下かぁ〜!並んだ本の上に置いておいたものが、奥におっこったんじゃないかと睨んでいたのだ。
となりの本棚の下を探してみるかあ。
読みたぁい!

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こころ

2022 年 1 月 4 日

夏目漱石先生「こころ」のイラストを描くのに、担当編集者さんが、あきらかに読んでないで指示をくださった(<違ったらすいません。ともかく、大丈夫ですんで 笑)ので、恥ずかしながら、この日本一売れている本(要出典)を、初めて読んだ。
めっちゃくちゃ面白くて一気読みしたが、これが理解される&されない論争が起きるとしたら、忠臣蔵がウケる&ウケないと、かぶるところがあるなあと。

電子書籍で読んだけど…

●であのう…
電子書籍っていうのは、本の分量がわかんないから、ペース配分が、めっちゃムズいですな!
こんなに手紙のパート、長いと思わなかった!まさかの構成。
そんな、いろいろ「いまさら」な仕事初めの月曜日でした。

げべろっちょ!

2022 年 1 月 3 日

昨年40周年(TBSラジオ70周年)記念に今晩だけ復活。
「コサキンDEワァオ!」
20代のもりいくすおのその後をいろいろ決定づける、運命のラジオ番組。
当時の学生リスナーは、古坂大魔王さんとか、オードリーさんとか、星野源さんとか、ナイツ土屋さんとかに成長。

ぱっふぉ〜〜〜ん!

●そんなのをやりたくて、よりマイルドに、Twitterのスペースでユカさんとラジオごっこをしているが(毎週日曜日深夜に放送)、ゆうべの「こども時代の赤裸々バナシ」は、録音しておけばよかったオモシロ内容でした。
オトナに説明できない、子供のこだわり。
くやしさとか、照れくささとか。言語化してオトナに訴えることが出来ない感情と行動。
正月2日に、いつもと同じくらいの人数が聴いてくださってました。
続けたい。

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じっか

2022 年 1 月 2 日

ユカさんと共に、あたしんとこの実家へ。
なんか今年は、ひさしぶりに楽しかった。いや?初めて楽しかった?
これまでは、顔さえ合わせれば、おたがい無遠慮に自己主張していたのだが、みんな歳を取って、ほんの少しだけ自分をセーブできるようになったのだろうか。
相手を「ゆずる」ようになったのかもしれない。

ごちそうさまでした!

●あと、実家がくれるお土産を史上もっとも素直に受け取った(それどころか、袋を用意してでかけた)
コロナの生活が、なにかを変えた。