もりいくすおのヤングレポート

じゅんとおにぎり

2021 年 6 月 16 日

東映映画「犬神の悪霊(たたり)」っていうのを、中学生の時に父親と名画座で見にいって、思いがけないエロシーン(ぶっちゃけ不要)に度肝を抜かれたものだった。
すなわち…
(1)セクシー女優の泉じゅんと夫役・大和田伸也のシャーワーシーン。
(2)泉じゅんに取り付いた悪霊を落とすお祓いのシーンで、老人たちが赤飯のおにぎりで泉じゅんのおっぱいや股間をグリグリやって襦袢がコメだらけ。
(3)村の半グレ連中に泉じゅんの妹役がレ○プされるシーン。

父とそこそこ気まずく帰ったはずで、ストーリーもおぼえてないが、ただそれらの3シーンだけが頭にこびりついていた。
これが、約40年ぶりにCSでやるって言うんで、いかがわしい気持ち満々でテレビの前へ!

じゅんとおにぎり。

●ところが、である
(2)…全然こすりつけない!それどころかどのおにぎりも遠慮がちに身体から距離がおかれている。=だから米だらけになってない。(3)レ○プされかけはするものの、悪漢たちの手をスルリと抜けて泉じゅんの妹は川に飛び込んで無事、脱出に成功している。(さらに妹役、栗田ひろみだと思ってたらぜんぜん違う人だった)
ええ〜〜〜〜っ!?
なんとなく記憶どおりだったのは(1)のみ(でも、大和田がむしゃぶりついてた記憶は違ってた)だったのだ。
「カットされてるのか!?」と思ったが、何度録画を再生しても、展開からはあり得ない。なんとエロな記憶が40年の間に増幅されていたのだ
(2)は、よく見るとメイン祈祷師がみんなにお手本を見せるときに、おっぱいと股間におにぎりを(俺はなにを書いてるんだ)一瞬だけ、グリっとやっている。←たぶん、この「一瞬」が厨房のもりいくすおには、あまりにセンセーショナルで、刺激された脳の海馬が記憶を大胆に塗り替えたのだ。
…幸福な40年でした。


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    ゆらおに
    2021 年 6 月 17 日 06:50 | #1

    エロシーンはともかくとして、どっちにしても親子で見に行く映画じゃなさそうな…

    くすお少年がお父さまにおねだりしたのかしらん…

  2. 2021 年 6 月 17 日 11:47 | #2

    おにさん
    うちの場合、小学生の時から映画は家族(が映画好き)で出かけてます。
    70年代はオカルトブームで、「エクソシスト」も「オーメン」も、うちは親子で行きました。
    東映もブームにあやかってこの映画を作りました。
    (文中にあるようにエロシーンは想定外)
    中1後半くらいから、ひとりで行くようになったかしら。

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    ゆらおに
    2021 年 6 月 17 日 19:05 | #3

    それは大変失礼いたしました。
    すると、もりいさんの映画好きは家庭環境のなせるわざだったのですね。

  4. 2021 年 6 月 17 日 20:02 | #4

    おにさん
    おにさんのコメントを頂いて、あらためてそれに気付かされました。
    どちらのご家庭にもありがち、というパターンではなかったのですね〜!汗

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    ひろみつ
    2021 年 6 月 18 日 16:29 | #5

    思い出は美化されるっていうけど、エロの場合は増幅されるんですねw

  6. 2021 年 6 月 18 日 20:37 | #6

    ひろみつさん
    美化も増幅も、真の姿を知らないでいたほうがいいこともあるようで。笑