しーずんとうらい
2020 年 12 月 13 日
最近メディアは忠臣蔵やりませんねとよく言われるが、ドラマの新作はなくても特集するテレビやラジオ番組は毎年必ず、なんかしらある。
で、ちょっとずつ「?」と思うところもある。
あたしの落語についても「あれは”とっくり”ではなく”とくり”というのが正解だ」というご指摘も貰った。
(講談師がもっぱら「とくり」で演るからそうご指摘だったようだが、教本に使った明治大正期の落語の本にも講談本にも「とくり」とは記載されてなかった。けど面倒になるのが嫌なので先方を全肯定しました。正直どっちでやろうかとは思った。)
●引き揚げルートに無いはずの味噌屋さんは(勝海舟とも友だちで、西郷隆盛も宿泊させた)いまだに自分のところを赤穂浪士ゆかりと言ってるし、「ケンカが強かったから”喧嘩安”」だと春日太一さんは言うし、言うけど、いいのだ。
灯が絶えてないのがいいのだ。
『言海』にも両方載せているし、どっちでもいいと思いますよ。
「貧乏徳利」は「ビンボウドックリ」とよんだ方が感じが出ます。
「徳利の別れ」は「トクリノワカレ」の方が(七音で)リズミカルでしょうな。
おにさん
おにさんの「どっちでもイイ」待っておりました!日本一!
そそ。リズムでしてね。とくりのほうがカッコイイ気もします。
おかげで今日は良い日となりました。