もりいくすおのヤングレポート

がんばらない

2020 年 7 月 9 日

わたしにとって大好きなスター・大友と言えば、大友克洋でも大友康平でもなく、大友柳太朗先生なのであります。
東映時代劇のスターにして「笑っていいとも!」のレギュラーも半年やった、かわりだね。
ものすごく一生懸命で、それでも不器用で、なのに魅力がタップリ。
残念ながら昭和末期に自死されてしまうが、生前の彼を偲ぶ大勢のインタビューをまとめた本の中で、先生と「快傑黒頭巾」で共演した松島トモ子が良いことをおっしゃっていた。

「大友柳太朗快伝」

●たとえばアラカンという人は、自分が老いたことを面白がって笑っちゃうようなところがあったけど、大友柳太朗は常に演技の出来に気を使い、自己嫌悪にさいなまれていた真面目な人物だったという。
「ダメな自分を面白がる」ということの大切さを、アラカンと松島トモ子の談話から学ぶ。


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  1. avatar
    ゆらおに
    2020 年 7 月 13 日 18:47 | #1

    うーん、難しいなあ。
    そんな人柄だから、山野辺兵庫は傑出してたのだと思う。
    でも、そこまで思い詰めなくてもなあ…。

  2. 2020 年 7 月 13 日 20:44 | #2

    おにさん
    そそ。みんな大友先生の天然や舌足らずを愛してたのに、ご自分はコンプレックスだったのですね。
    自分のコンプレックスを、カラッと笑えたらいいなと。