てびれ
2015 年 6 月 2 日
テレビさんのお仕事は作業時間も予算も無いのだが、これは百歩譲るとして、急いで描かせる割には「資料がない」ことがある。
「もりいにはテキトーに言ってもちゃんと仕上げてくれる」という評判ならそれはそれで悪い気はしないが、資料が無い上に、どういう絵を描いてほしいのかの説明がヘタクソなこともあり、電話口で苛立ちを抑えるのに骨が折れる事がある。
●感心するのは、事程左様に「伝える」のがヘタクソだったのに、出来上がった番組の構成はたいへんにわかりやすくまとまっているのだ(教養バラエティ)。
忠臣蔵友達の中には協力したくなくなるほど不勉強で失敬なスタッフの愚痴をこぼす者もあるが、これまた放送を見ると上出来。
魔法の職場ですなあ。
これね、たぶん表裏一体。つまり、制作は「それらしく見せる」コツを知っていて、それに合わせてつくる訳。事実かどうかは二の次で、その筋書きに合う材料を探している。史実の追求を至上とするお友達氏とは問題関心が異なるので、はなはだ不勉強で無礼な態度と相成るわけです。
おにさん
いやもう、まったくおっしゃるとおり!
その側面からは書きませんでしたが、ほんとそのとおりでして。
もりいの記事的には褒めて終わっておこうという姑息なナニでございますw。
不勉強もさることながら、資料の写真をくれとか写真で撮った資料の所蔵者無視なんですよね。中には研究以外に使わないと一札をとらされることもあります。テレビ局は自分の所は二次使用禁止とか言うんだけれども、協力する人たちにはコンプライアンス違反みたいな事させようとするんですよね。
昨年はそれプラス台本の丸投げなど他にも考えられない非常識さが目立ちました(`ヘ´)
愚痴友達さん ザツなんですなあ。そのお話も大変印象的です。
昔はこれでギャラがたっぷりもらえたんで、まだ良かったのですがなあ。