もりいくすおのヤングレポート

ぽわろ

2015 年 1 月 12 日

夕べから2夜連続でやってた三谷幸喜さんのドラマ「オリエント急行殺人事件」
名探偵を取り巻く謎の人物たちの正体があとからだんだんわかってくる手法は今後の忠臣蔵でも使えるなと思った。松之廊下事件は表現せずにある目標に一途な浪士たちの仮の姿を追うという構成もありかと。

そんなことを思ってたら2夜目はなかなか「忠臣蔵」していた。

オーバーアクションの賛否やいかに?

特殊演技の賛否やいかに?

●お家断絶、散り散りになる仲間。仇討ちのために集合。「いつになったら実行するのよ!」あげくに「討ち入り前の血判状」というセリフまで出てまいりました。三谷さん、大好き!!!

三谷氏は忠臣蔵ファンで三谷幸喜ファンの人にメッセージをくれてる心持ちがした。
「忠臣蔵をやりたいのはやまやまなんだけど、今のご時世” 死ねばいい “と鑑賞者に思ってもらうには適役を今回ほどにやらないと骨が折れる。然し乍ら吉良像を今回の極悪人レベルに仕立て上げるのはいささか抵抗がある」と。本多劇場の「 吉良ですが、なにか?」と合わせて、そうメッセージしているように思えた。


カテゴリー: やんれぽ タグ:
  1. avatar
    ゆらおに
    2015 年 1 月 13 日 17:58 | #1

    賛否はともかく、第二夜が忠臣蔵だったことは、あちこちに指摘がありますね。
    佐藤浩市さんは、早くも大石と吉良を経験したことになるのでしょうか?(伊右衛門もあったな)

  2. 2015 年 1 月 13 日 19:03 | #2

    おにさん
    やっぱ、そうなんですねえ<指摘 佐藤浩市さん、珍しいパターンですね!イエモンてえのは。(笑)

  3. avatar
    ゆらおに
    2015 年 1 月 15 日 06:30 | #3

    「清須会議」公開のころのインタビューから↓

    「忠臣蔵っていろんな切り口があると思うんです。あの日あの時、松の廊下で切り付けた浅野内匠頭を止めた彼のお話。あと吉良邸のお隣に住んでいた人たちのこととかも気になりますね。お隣さんが討ち入りされてすごいことになっているわけですからね。きっとかなり迷惑だったでしょうね。あと……」としゃべり続ける三谷監督のアイデアは尽きることがない。
    そういうアイデアのひとつだったのかも知れませんね。してみると、今後の三谷作品はどこに忠臣蔵が潜んでいるかわからない。油断のならぬ世の中でございますねえ。

  4. 2015 年 1 月 15 日 13:20 | #4

    おにさん
    うわあ。やっぱりお好きなんですねえ!
    ファンとしてはそれがあらためて確認できただけでもウキウキいたします。
    うれしい情報をありがとうございました!