もりいくすおのヤングレポート

ぽわろ

2015 年 1 月 12 日

夕べから2夜連続でやってた三谷幸喜さんのドラマ「オリエント急行殺人事件」
名探偵を取り巻く謎の人物たちの正体があとからだんだんわかってくる手法は今後の忠臣蔵でも使えるなと思った。松之廊下事件は表現せずにある目標に一途な浪士たちの仮の姿を追うという構成もありかと。

そんなことを思ってたら2夜目はなかなか「忠臣蔵」していた。

オーバーアクションの賛否やいかに?

特殊演技の賛否やいかに?

●お家断絶、散り散りになる仲間。仇討ちのために集合。「いつになったら実行するのよ!」あげくに「討ち入り前の血判状」というセリフまで出てまいりました。三谷さん、大好き!!!

三谷氏は忠臣蔵ファンで三谷幸喜ファンの人にメッセージをくれてる心持ちがした。
「忠臣蔵をやりたいのはやまやまなんだけど、今のご時世” 死ねばいい “と鑑賞者に思ってもらうには適役を今回ほどにやらないと骨が折れる。然し乍ら吉良像を今回の極悪人レベルに仕立て上げるのはいささか抵抗がある」と。本多劇場の「 吉良ですが、なにか?」と合わせて、そうメッセージしているように思えた。