くすお画主主義共和房

夕方浅いうちにだれもいない居酒屋に出かけ、どの席でも座り放題だったが、やがて混む店なので一番座りたかった座敷の６人掛けは丁重に断られ、別の二人がけの席に（そりゃそうだ）。
次第に店が混んできて、席が無くなってくるとあとから来た二人の客がその６人掛けに！
見ればちょっぴりしかたのんでない。
「くっそーこっちのほうがたくさん注文してるのに、あんな２人を広い所に座らせちゃって、なにさ！」
と、思いつつ、
あ〜…、なんと自分は小さい了見なのかな…とちょっと凹んだ。

魚料理の「鰓呼吸」さん

●しばらくして６人掛け席にはあとから４人の仲間が合流したのだった。言うまでもなく少ししか注文しなかったのには理由があったのである。

「短気は損気」「人は七度勘考して事を行え」「ヒトには沿ってみろ」
など、講談本から学んだいろんなコトバが浮かんだ。