もりいくすおのヤングレポート

なつかし

2021 年 5 月 23 日

懐かしい、知らない人を新宿で見かけた。
タイガーマスクのおじさんだ。
特になにかを主張するわけでもなく、ただ演歌が流れるラジカセを抱えて千羽鶴なみの装飾で身を固めて徘徊する、神出鬼没の人。
この人、昔から出現してるけど、たぶん…代替わりしている?
だって学生のころ、一度新宿の喫茶店で面を取ってビール飲んでる彼に挨拶をした(なぜ、した!?)ことがあるのだが、その時すでに40〜50がらみの見かけだったもん。
若いのに中年に見える特徴なのでなければ、いまご高齢のはず。
今日の目撃では、ラジカセを抱える生身の手は、ずっと若い印象。
代を譲ったか、何人か持ち回りでやっているのか。…もしくは亜種。

マスクでコロナも安心ね。

●東京タワーみたいに、世代を越えて共通の話題となってくれる稀有なパフォーマンス。

(加筆:ゆらおにさんが近況情報を教えてくださった。)