もりいくすおのヤングレポート

とらさん

2014 年 11 月 4 日

「男はつらいよ奮闘篇」やってた。
この作品では寅さんが沼津〜青森間の料金を把握してたり、時刻表を読めたり、さすが旅慣れてるだけに交通面はちゃんとしてるところを発揮する。
一方、一作目では知っていた様式便器の存在を知らない設定に変わってたり、二作目の母子の関係性にいささかちぐはぐな設定があったりと、整合性を無視した雑な一面もある。
でも、そのわりには全体がしっかりした構成で大好き。ベスト1〜2かなあ。

7作目。

7作目。

●同じ監督の「馬鹿が戦車でやってくる」で知恵の遅い役を評価されたクレージーキャッツの犬塚弘が知恵遅れの榊原るみを保護する怖いおまわりさんをやってるのが興味深い。
彼は寅さん最終作の最後のシーンまでリリィと寅さんを送るタクシーの運転手として出ていた、クレージーキャッツで唯一ご存命のメンバー。

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