さだ
2012 年 4 月 21 日
ヒット曲「関白宣言」はさだ氏の女性観ではなくシャレで作ってミリオンしちゃったものだそうだが、女権拡張論者などからバッシングを受けることをいささか不満に思ってるそうです。
●最初はいばってても歌詩を最後まで聴いてくれれば優しさがわかるはず、というのが言い分なのだが、そぉかなあ。
「俺より先に逝くな。お前のおかげで良い人生だった」って部分に注目してほしいんだと思うが、
生涯奥さんをこき使った人がこれを言っても「俺が死ぬまで面倒見続けろ」という意味になる。
「男はつらいよ寅次郎恋歌」の博の台詞を借りれば
「お父さんの奴隷のような人生」ってかんじででフォローにゃなってないよなぁ。
バッシングする程のものでもないけど、この歌詞のような世界がもし現実にあるとしたら、どんな手段を使ってでも関わりたくないなあ……。トイレの神様同様。どちらもわしにとってはSFの世界……。
ユ太郎さん
「関白宣言」は飲み屋の女将のリクエストみたいのがあって、即興で考えたような、ほんとはコミックソング感覚?なんだけど、彼の作家としての欲張りが後半の部分を作ったんで、「ギャグな時代遅れの亭主関白」が徹底しなかった事が、つっこみどころを作ったんでしょうな。
「部屋とYシャツと私」とか「神様」とかもコミックソングなら良いんだがなあ。
うん、日本で性差別をギャグにするのは難しいね。「関白」「部屋」「神様」をゲラゲラ笑えるようになるには200年くらいかかるかな。
配偶者を「うちの主人が」って、下僕みたいな事を平気で言ってるうちはダメですな。
乗り越えると「ご主人」がギャグに聞こえてくることでしょう。
そうですねえ、早くて200年ですかねえ。