ぶらんでんぐ
2024 年 10 月 8 日
町山智浩氏がYouTubeで水道橋博士と、先日亡くなった唐沢俊一氏のハナシをしてて、「そうかなァ」という部分もあったが、ひとつだけ「かもね」…
「唐沢氏が晩年に仕事がなくなったのは、彼には書きたいことがなかったからだ。彼は雑文書きのライフスタイルに憧れただけに過ぎなかった。専門がなにもない」
彼ら世代には植草甚一、草森紳一などカルチャーヒーローがいっぱいいたと言う。好きなことをしてそれを書いて食っていけた時代。
それら紙の時代のヒーローに憧れても、いまや媒体がないのである。

本日のセルフリファレンス。
●ご多聞に漏れず我々イラストレーターも紙で食ってた。雑誌がいっぱいあって、そこには必ず挿絵が必要だった。
印刷アート文化で活躍し出世も出来た。
挿絵描いてたイラストレーターなんか、いま悲惨だと町山氏は言うけど、そうかなァ。
たしかに紙のフィールドは無いものの、ライターさんに比べると、SNSでバズる投稿。NFTのような権利商売。VRやARへのシフト変えなど、いろんな活路や狙い目があるかと。
ともあれ、たしかに「自分のブランド化」は必要。
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