くすお画主主義共和房

自分が生きてて弱っちゃうことやなんかはたいてい抜け道があったり、我慢でなんとかなるが、血をわけた他人＝両親のこととなると、彼ら次第なのでどうにもならない。
とにかく、夫婦仲が悪いので困る。
母の悪態に耐えてきた父もとっくに我慢の限界突破。病弱な相手をいたわるのを放棄。母も敗けていない。そうなると毎日がいがみあい。
そんな空気の実家に、わたしが帰りたいわけがないのだが、病み上がりの母からSOSのLINEがあったので、両者のセコンドとしては一度帰ることとする。（いつがいいかな）

実家のニオイがキライなんよな

●昭和の大人はダイアログについては、はなはだ無能で、両者の妥協点を見つけることよりも自分の主張を押し通そうとすることを優先するので、状況はどちらかが死ぬまで続けられる、文字どおりのデスマッチ。
シュレディンガーの猫じゃないけど、フタしめて放置しているわたし…。
不愉快なものを遠ざけて平穏でいられるいっぽう、気にせずにはいられない矛盾。

両親が元気で困る未来が来るなんて、想像もしなかった。