もりいくすおのヤングレポート

かんすと

2022 年 3 月 9 日

こないだユカさんとハンバーガー食べてるとき、はたから見て「(私=くすおが仕事で)こんなの描いたらいいのに」という思いつきはないかと尋ねたら、やりたいことをやったらいいという、至極まっとうな回答をもらって、だよなあと思ったし、自分が学生から同じことを聴かれたら、同じように答えるところだが、ゆうべ、寝床に入りながら、思えば自分、取り立てていま「やりたいこと」が無いコトに気づいた。

置いとくとうれしい飲み物。

●日頃から「ご注文があれば、喜んで、命がけで取り組みます」という姿勢や意気込みではあるが、20代の頃のように「世間に一泡吹かせたい」と、自発的に誰かを出し抜くような熱意が無いのである。
なぜ、無くなったかとつらつら考えてみると、(加齢による意欲低下もあるかもだが)一番ダイレクトな回答が、忠臣蔵が好きになってからこっち、10年強の間に、やりたいことをすっかりやらせていただいたからなのだ。
大阪ローカルで尖ってた芸人が、全国区になったとたんに丸くなるのに、似ているかもしれない…。
だからたとえば、さらにもう一息、大掛かりな仕掛けで世間をアッと言わせるとか、そういう計画も結構なのだが、それをやるための消耗やストレスを考えると、とてもじゃないけど、そういうことを細胞や遺伝子が「enough」と拒否する。
そもそも、私にとって「絵」とは、自己表現のひとつであって、芸術家のように、ただただ「描きたい!」という衝動に任せて絵筆を走らせるという人とは、タイプも体力も違う。

つまり、マインドの問題ではなく企画の問題なんですな。
後日あらためて質問の仕方を変えて尋ねてみようっと。笑

(後日加筆)いやいやいや。いいこと思いついちゃったよ。

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