もりいくすおのヤングレポート

あかぬけろ

2022 年 3 月 3 日

「習慣になって見えなくなってるガラクタ」というものがある。
壁にかけた絵や写真。テーブルの上に置きっぱなしの郵便物やチラシ。
見えないもんだから、さらに新しい素材が来ると足していってしまう。

そもそも、日本人というのは空間を埋めたがる習性があるように思える。
そこでこれを、民族的な「透明ガラクタパズル症」と命名したい。
テトリスのように、埋まった部分が消滅することはない。「見えてない」のでさらに足す。
精神疾患の人は、これが悪化して、ゴミ屋敷を作り出す。

おひなちゃま。

●…かなあ
などと、知人がSNSに上げてる、実家の老齢のご両親が焼き芋を食べてるリビングの写真を見て、思った。
透明ガラクタを可視化するには、お手持ちのカメラが有効。
スマホでカシャッとやるとあら不思議!「ウゲ!」と、思わず声が出るほどガラクタが見える。
自宅でリモート会議やる人は、おかげで部屋があるていど片付いてるはず。(少なくとも、フレーム内は)