もりいくすおのヤングレポート

にゅうもん

2021 年 12 月 11 日

いま、メディアに出て忠臣蔵の魅力を語らせたら、もっともわかりやすい文化人、春日太一さんの新刊「忠臣蔵入門」がリリース。
ラジオのトークほどは、ノンケまで巻き込むようなやさしい話術とは違うけど、より詳しい感じの、必要なことでまとめられている入門書。
ラジオトークもなんですけど、毎回、一箇所くらい「えッ?」っていう、(体制にはまったく影響のない些細なこと)まちがいをする春日さん。
本書でも、「花の巻雪の巻(東宝)」における益田喜頓と谷晃の出番を記憶違いされている。

おもしろかったです。

●ハナシゃ変わるんですけど…
あるおじさんの、赤穂事件を語るYouTubeがあって、ご自分の説をまっとうさせるために、いろいろ間違ってたり、明らかに俗説となってることを採用したりして、それを「真実」って掲げてて、…いや、コレも芸風として百歩譲る。
それよりも、22万人も登録者がいて、コメントに「初めて知りました」「勉強になりました」「目からうろこでした」果ては「最高です!」「感動の極みです」「なんて素晴らしい動画でしょうか」「先生に不老不死になってほしい」とかあって、いやいやいやいや…。
覗いちゃいけないYouTubeだった。