もりいくすおのヤングレポート

ざんねん

2020 年 11 月 8 日

某地方紙さんが、某四十七士を取り上げるそうで、なにかキメ台詞のアドバイスを…と、某地元の昵懇の方から連絡があったので、僭越ながらアドバイス(採用になるかわかりませんが)
もうひとつ、四十七士のカットを載せたいそうで、そのラフも添付されていた。
それは、明らかに歴史に興味が無い(でも描くのは好きそうな)人が、資料もまったく見ず描いており(検索すれば一発でいろいろ出てくる義士なのに)、ひと目でシロウトが描いたことがわかり、せめて描いた人が鬼滅でも見ていてくれればなにかしら絵柄の役にも立ったろうに世知にも暗いらしく、アドバイスしようとすればそれはもう「教育」の領域に入ることになるので「楽しく描けたらいいのではないでしょうか。イケメンでかっこいいと思います。」とだけ、お答えした。

描いた人もお気の毒…。

●文面からなにかを察してくれた先方は「これは編集部に来ているイラストが描けるインターンにやらせたそうで…」と、教えてくださった。
なげかわしいのは、「こんなもんでいいだろう」と、ユーザー(読者)に対してシロウトの作業を恥ずかしげもなく、安く上げてリリースしようとする、メディアさんの意識の低さである。
また、編集部がなめてかかるほど、そもそも読者さんにもこだわりがないものと見える。
本来ならメディアが旗振りとなって読者の意識を高めてほしいものなのだが…。
(補足:これがなんでもありのオフザケコーナーの場合はごめんなさい!熱を吹きすぎました。)