もりいくすおのヤングレポート

ふじおちゃん

2015 年 9 月 24 日

年齢はともかく、病床からメディアにご自分の姿を発表する方たちは(当然といえば当然なのだろうが)覇気、生気というものをあるていど死神に持っていかれてて、カラ元気が痛い。
こうしたブログをやってて、あたしゃときどき自分が病床に伏したときに、どうしたら「こいつは病気でもいい感じだな」と思ってもらえれるか考えることがあった。
写真を撮る前に、理美容、メイク?ファッションだろうか?ポーズか?やはり表情だろうか・・・

今夜BSプレミアムの赤塚不二夫のドキュメンタリーを見て、正解かわからないが私なりの答えが出た。

「これでいいのだ」

「これでいいのだ」

●抵抗がいけないんだと思った。「受容」だと思った。「病と闘っている」サマが痛々しいのだ。きっと。
先生はアル中のせいもあるのだろうが、晩年の映像を見るとヨボヨボ、ヨレヨレなのにひとつも悲哀な感じがしない。「おかまいなし」なのだ。あらがわない。
また、周囲もそれを受け入れて好きな酒を飲ませている。
最後の言葉が「おっぱい」・・感動で泣けてきた。
ああいきたいなあ、とおもいながらハイボールを作り始める深夜w。。。

(追記)書いてるときに川島なお美さんの訃報。彼女のようなギリギリまで仕事してるのがもっとも理想。赤塚先生の「らしく無さ」は倒れたあと、寝たきりをキープされて延命されたことであると見る。
ちなみにクダでつないでダラダラ生かすというのは欧米ではレアな措置だそうであります。

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