もりいくすおのヤングレポート

だんし

2011 年 11 月 24 日

松岡 克由さんがいなくなっちゃったのは寂しいけど、立川談志はもうけっこう前にいなくなってたですね。
ピーネスプラザさんの薦めでこっちにいらしゃるうちにライブを見ておいてよかったと思うけど、もうあの時点で「すごくハナシがうまいベテラン」ではあったけど「談志」じゃなくなってた。=すでに店じまいした美味しいお店がイレギュラーにファンのために特別に出してくれたオムレツという感じで、おいしいんだけど「いつものアレ」じゃなかった。

立川雲黒斎家元勝手居士

●それでも、それが談志の新しいスタイルであるならば、どんな芸も「談志」なんだけど、問題は体調の問題があってご本人がそうとう芸に対しての「いきごみ」が変わってきていたでしょ。そこがもう、通常営業を辞めてた印象ですよね。
故人を偲ぶために「死ぬまで芸人だった」とか「本性を崩さずにうんぬん」っていうけど、そんなに気を使わなくていいんじゃないのかな。
ンま、「好きにすりゃあいいよ。生きてるモンの勝手だそんなものぁ。」と、聞こえる。